論外
ろんがい
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #17549 · 青空 206 例
標準
out of the question
文例 · 用例
勿論外国にしろ、多少とも此の世の中は左様なものではありますが、高い程度の技術ではともかく、凡そ常識の既に認める範囲にある技術では、我が国程に台所情実は場を占めてないやうであります。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
自分の世界観をはっきり持っていなくても、それでも生きて居れる人は、論外である。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
そのくせ肝腎の問題たる翻訳の可能性に就いては、少しも良心のある弁証をしないで、単に子供らしく単純に可能だと言ひ張るばかりで、議論外の題目たる小宮氏の語学力などを、ひどく悪辣な調子で罵つてゐる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
言はば勝ちたいといふためのその執拗な努力、勿論外の牌を使ふことにでもなれば何の役に立たう筈もないのに、そんな骨折りをするといふ根氣よさ、陰澁さ、それが外ならぬ麻雀牌のあの木目に對してといふだけに全く驚かずにはゐられない。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
宿屋に泊る客も勿論外米を食うべきである。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
便宜その他のあまり真剣でない雑多の動機から行なわるるものもないとは限らないが、そういうものは論外である。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
いわんや、餅や、飴などは論外である。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
博奕其のものの善悪は論外として、其の親分なるものの性格には洵にな世話をしたので、益と揚つたといふことである。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
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irrelevant