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雪白

せっぱく
形容動詞名詞-の形容詞名詞
1
標準
snow-white
文例 · 用例
顧れば峡間から東方の霞沢岳連峰の木山には、どす玄い雨雲が、甘藍の大葉を巻いたように冠ぶさって、その尖端が常念一帯の脈まで、包んで来ている、雪の峡流は碧い石や黄な石をひたして、水嵩も多くなって、樺青く雪白い間を走って行くのが、遙かに瞰下されて、先は森林の底に没している。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
華麗と歓楽とを夢みるように、この雪白く、氷堅き北方の閉鎖から解かれて、南方の奢侈を、立ち姿や、寝像にまで現して、昼となく、夜となく、おそらく、千年も万年も、不断の進みをつづけているのだ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
向って蝙蝠岳の残雪が、銀光りに輝いて、その傍に三角測量標が、空を突いて立っている、間の岳(赤石山脈)は森に隠れて見えない、冷い風が、暗い穴からでも来るように、ひいやりと吹く、鳥はひんから、ひんからと、朗らかに囀ずる、登るに随って、蝙蝠岳はほぼ正西に、間の岳は北西に、いずれも残雪白く、光輝を帯ぶ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
例えば眼の辺には紺青色と真珠色の光を放ち、腹部にはルビー色、雪白色および空色の光斑を具えている。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
月の下なる七つ森のなかの一つなり、  雪白々と裾を引くもの。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
卓あり、粗末なる椅子二個を備え、主と客とをまてり、玻璃製の水瓶とコップとは雪白なる被布の上に置かる。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
幾個かの皿すでに洗いおわりて傍らに重ね、今しも洗う大皿は特に心を用うるさまに見ゆるは雪白なるに藍色の縁とりし品なり。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
やがてお末は医師の家の二階の手広い一室に運ばれて、雪白のシーツの上に移された。
有島武郎 お末の死 青空文庫
作例 · 標準
朝起きると、庭一面が雪白の絨毯を敷き詰めたような美しい景色に変わっていた。
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彼女が身にまとった雪白のウェディングドレスは、教会の光を反射して輝いていた。
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雲一つない青空を背景に、雪白の頂をいただく名峰がそびえ立っている。
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