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誰彼かまわず

だれかれかまわず
表現副詞
1
標準
irrespective of the person concerned
文例 · 用例
誰彼かまわず、しきりとからんで行く醜態に、新子はひきずるように、二階へ上げたが、しみじみこれでは困ると思った。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
日ごろの音無しい三島を知っているものらは転げるように笑い出すと、また誰彼かまわず肩を叩き廻って靴を脱がそうとしたが、やがてそれも余興の一つとなると踊りは一層甲板で賑った。
横光利一 旅愁 青空文庫
町道場の槍術師範、六尺豊かの豪傑が逆上して暴れだして道往く者を誰彼かまわず突き殺しはじめたことがある。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
斎室でも、仕事場でも、誰彼かまわずに捉えては話しかけました。
久生十蘭 葡萄蔓の束 青空文庫
先生は世話好きとでもいうのか、親に棄てられた寄辺のない子供や、身寄のない気の毒な老人を、眼につき次第誰彼かまわず世話をする。
長崎ものがたり 平賀源内捕物帳 青空文庫
そこでおばさんは、人の手から手へとびうつり、だれかれかまわず、手や顔をなめながら、上へ上へとはいあがって、とうとう二階席へはいりこんだ。
КАШТАНКА カシタンカ 青空文庫
クイーンの言い分は、今すぐさまただちに手が下されないのであれば、だれかれかまわずみな処すというもの。
ALICE IN WONDERLAND アリスはふしぎの国で 青空文庫
れいの鼻っ張りの強さで、だれかれかまわず喰ってかかられるにちがいないのです。
久生十蘭 犂氏の友情 青空文庫
作例 · 標準
彼は誰彼かまわず自分の意見を押し付けるので、敬遠されがちだ。
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酔っ払いが誰彼かまわず絡んでいて、警察が呼ばれてしまった。
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災害時は、誰彼かまわず助け合う精神が大切だ。
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