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宮邸

みやてい
名詞
1
標準
文例 · 用例
惟光によって、女王が兵部卿の宮邸へ移転する前夜であることを源氏は聞いた。
若紫 源氏物語 青空文庫
宮邸へ移ったあとで、そういう幼い人に結婚を申し込むということも物好きに思われることだろう。
若紫 源氏物語 青空文庫
尼君も宮邸へ姫君の移って行くことを非常に嫌っていたから、乳母の出すぎた考えから、正面からは拒まずにおいて、そっと勝手に姫君をつれ出してしまったのだとお思いになって、宮は泣く泣くお帰りになったのである。
若紫 源氏物語 青空文庫
父の大輔は宮邸には住んでいないのである。
末摘花 源氏物語 青空文庫
逢う機会をとらえようとして、源氏は宮邸の訪問にばかりかかずらっていて、左大臣家の夫人もあまり訪わなかった。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
源氏が三条の宮邸を御訪問することも気楽にできるようになり、宮のほうでも御自身でお話をあそばすこともあるようになった。
源氏物語 青空文庫
高官が幾人となく伺候していたようなことはもう過去の事実になって、それらの人々は宮邸を素通りして、向かい側の現太政大臣邸へ集まって行くのも、当然といえば当然であるが、寂しさに似た感じを宮もお覚えになった。
源氏物語 青空文庫
平生はそれほど親密にはしていないのであるが、つれて行きたい心から、作った女王の衣裳なども持って、よい車に乗って来た得意な顔の夫人がにわかに常陸の宮邸へ現われたのである。
蓬生 源氏物語 青空文庫