稲目
いなめ
名詞
標準
文例 · 用例
七 人名について新羅媛善妙百済媛妙光中臣金連中臣鎌子連(又、中臣鎌足連)蘇我稲目宿禰蘇我馬子宿禰蘇我蝦夷宿禰蘇我赤兄臣蘇我倉麻呂臣物部目連物部尾輿大連物部弓削守屋大連大伴談連大伴金村大連大伴長徳連この日本紀の人名排列は、一見正逆の語序をまじへたものゝ様に見え、又自然な並べ方のやうにも見られるだらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
大伴の金村にしても、蘇我の稲目や馬子にしても、この屯倉の設置には熱心に努力しているのである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
そのときに、時の大臣の蘇我|稲目は、「もちろんのことであります。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
」稲目は天皇に礼拝して、仏像を賜わるようにと願った。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
蘇我氏は、稲目、馬子、蝦夷、入鹿の四代を通じ、いずれも、優れた統治者であったものと判断するのが合理的である、と私は考える。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
稲目をくわえれば、八十年におよぶのである。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
武内宿禰以来の名門として稲目が輔弼の大任を背負ったことも無視出来ない。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
いはゆる天孫族にはめづらしい毛深さ骨太さであるが、これもひよつとすると、母后の筋をとほして、稻目ノ大臣の壮んな血が何代目かに蘇つてゐるのかもしれない。
— 『白鳳』第一部 『春泥』 青空文庫