弁慶
べんけい
名詞頻度ランク #27956 · 青空 560 例
標準
strong person
文例 · 用例
例へば安宅の関で弁慶が勧進帳とて読み上げる巻物の正体を、覗かれかゝると笑ふ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
その笑ひは恰かも、「わたしはあれが弁慶の頓智だといふことを知つてるのですよ知つてるのですよ、あなた方もでしよ、さうでしよ、ホラホラさうぢやありませんか」と云つてるやうである。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
若い丸髷の下町式マダムが弁慶縞の上っぱりで、和装令嬢式近代娘を相手に、あでやかにつややかに活躍している。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
煤色と紺の細かい弁慶縞で、羽織も長着も同じい米沢紬に、品のよい友禅縮緬の帯をしめていた。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
弁慶が辻斬をしたのは橋の袂である。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
ここでわれわれは身を投げるか、弁慶の薙刀の※となるか、夜鷹に食われるか、それともまた鍋焼うどんに腹をこしらえて行手の旅を急ぐかである。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
半七も商売柄で、ふと立ちどまってその横町をのぞくと、弁慶縞の浴衣を着た小作りの男がその群れをはなれて、ばたばた駈けて来た。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
このまた万金丹の下廻と来た日には、ご存じの通り、千筋の単衣に小倉の帯、当節は時計を挟んでいます、脚絆、股引、これはもちろん、草鞋がけ、千草木綿の風呂敷包の角ばったのを首に結えて、桐油合羽を小さく畳んでこいつを真田紐で右の包につけるか、小弁慶の木綿の蝙蝠傘を一本、おきまりだね。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
うちの野球部で「弁慶」と呼ばれているキャプテンは、体格も良く、どんなピンチでも動じない頼もしい存在だ。
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普段は大人しい彼だが、いざという時にはまるで弁慶のような怪力を発揮して重い機材を軽々と運んでくれる。
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チームの守備の要である彼は、ゴール前を死守する姿からサポーターに「和製弁慶」と親しまれている。
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標準
bamboo tube with holes drilled in it (used as a stand for kitchen utensils, fans, etc.)
作例 · 標準
祖母の家の台所には、古い竹製の弁慶が壁に掛けられており、そこには何本もの菜箸が挿してある。
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夏祭りの屋台で、店主が使い込まれた弁慶からうちわを引き抜き、威勢よく火を起こしていた。
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囲炉裏のそばにある弁慶には、焼き串や火箸などが機能的に収納されている。
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標準
checks
作例 · 標準
あの役者が着ている弁慶の衣装は、遠くからでもパッと目を引く。
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母が作ってくれたちゃんちゃんこは、懐かしい弁慶の柄が入っていてとても暖かい。
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彼はいつも、少し色あせた弁慶模様の半纏を羽織って仕事部屋に現れる。
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