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取り寄せ

とりよせ
名詞
1
標準
文例 · 用例
自分はさらに女中に命じて、念のために新聞を取り寄せさせた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
服装はスイスから取り寄せた品で、羽をはさんだ帽をかぶり、ピッケルを手にして考えているようなポーズをしたものであった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
そうして、私にも別なコップを取り寄せて下さって、お酒をすすめた。
太宰治 斜陽 青空文庫
あなたの御亭主は、どんな小説を書いているのか、妙な好奇心から東京の本屋に注文して島田哲郎の新刊書を四五種類取り寄せました。
―――三幕 冬の花火 青空文庫
取り寄せなければよかった。
―――三幕 冬の花火 青空文庫
有志の方は早速取り寄せて試みる事をお勧めしたい。
寺田寅彦 天然色写真新法 青空文庫
姐さん……、境は少々居直って、どこか近所から取り寄せてもらえまいか。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
あれは雲の上の奥深きお方々が、野辺に咲く四季の花をごらんになる事が少いので、深山の松かしわを、取り寄せて、生きてあるままの姿を御眼の前に眺めてお楽しみなさるためにはじめた事で、わしたち下々の者が庭の椿の枝をもぎ取り、鉢植えの梅をのこぎりで切って、床の間に飾ったって何の意味もないじゃないですか。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫