豆まき
まめまき
名詞動詞-サ変
標準
sowing beans (or pulses, etc.)
文例 · 用例
安子は一日中炬燵にあたって、「出ろと云ったって、誰がこんな寒い日に外へ出てやるものか」 そう云いながらゴロゴロしていたが、やがて節分の夜がくると、明神様の豆まきが見たく、たまりかねてこっそり抜け出した。
— 織田作之助 『妖婦』 青空文庫
「年とりの豆まきの豆迄こうして袋に入れて三越で売る様になった」と弥之助の母などは三越の屋上庭園に大豆畑でも出来たほどに驚歎して居る。
— 第一冊 植民地の巻 『百姓弥之助の話』 青空文庫
妓八郎と桜木に徃き追儺の豆まきをなす。
— 断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 『断腸亭日乗』 青空文庫
その他、ある地方にて節分の豆まきのときには、必ずイワシの頭を豆の茎にさして戸口にかけるというが、やはり同様の縁起であろう。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
「何をあわてるんだ、節分の豆まきで、大變だと鬼は追つ拂つた筈ぢやないか」「へエツ、その大變が又やつて來ましたよ。
— 槍と焔 『錢形平次捕物控』 青空文庫
夜の八時頃実にいい気持でお風呂につかってポーとしていたら、あっちこっちのラジオが急におぞましき音でオニワー何とか、何とか何とかワーッと鳴りたてたのでびっくりして耳を立てたら、それは、どこかで年男が節分の豆まきをしているのを中継しているのでした。
— 一九三五年(昭和十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
)を売っています、はじめてこんなものを見た、撒く豆というのも大きいのね、上落合に暮していた節分の夜、風呂の中で浅草寺の豆まきのラジオをきいて、そのこと手紙にかいたのを思い出しました。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
即ち蓮華の代馬、祖父ガ岳の種蒔き爺さん、妙高の農牛、白峯の農鳥、富士の農男や豆まき小僧などなど、従来よく名の聞えているものだが、そこへさらにこの御岳の種蒔き爺さんが加わったのはうれしい。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
作例 · 標準
農家の人たちが、手際よく畑に大豆の豆まきを行っていた。
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豆まきの時期を逃すと、収穫の時期が遅れてしまうので天候を伺う。
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広い敷地に機械を使って一斉に豆まきをする様子は、この地域の春の風景だ。
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標準
scattering parched beans (to drive out evil spirits)
作例 · 標準
節分の夜、父が鬼の面を被って「福は内」と威勢よく豆まきをした。
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幼稚園の行事で豆まきが行われ、子供たちが一斉に豆を投げて鬼を追い払った。
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豆まきの後は、自分の年齢の数だけ豆を食べて無病息災を祈るのが習わしだ。
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