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かんしゃく玉

かんしゃくだま
名詞
1
標準
fit of anger
文例 · 用例
そこで、打上げ花火やら、かんしゃく玉やら、そのほか、花火という花火を買いこんで、それをトランクの中に入れて、空へとびあがりました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 空とぶトランク 青空文庫
子供たちは、かんしゃく玉を鳴らしてあそびました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 旅の仲間 青空文庫
ただもう、いらいらして、老いのかんしゃく玉を誰かれの区別なくぶっつけてやりたいような気持なのでしょうが、ポローニヤス、その気持は、昔から或る名前で呼ばれて、ちゃんと規定されてあります。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
稚児さんを見てるのに飽くと、くらいところにいって、鼠花火をはじかせたり、かんしゃく玉を石垣にぶつけたりしました。
新美南吉 青空文庫
兵隊はどんどん祝砲を放しますし、男の子たちはかんしゃく玉をぱんぱんいわせました。
REJSEKAMMERATEN 旅なかま 青空文庫
藤原は自分の足の下に踏んでいたかんしゃく玉を、そうと、やっぱりおさえつづけた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
なかなかにかんしゃく玉の発裂するもととなり。
三宅花圃 藪の鶯 青空文庫
幽霊説を蛇蝎のように嫌う一本気の田山課長が爆発させたかんしゃく玉はそれからこの事件の捜査を、以前とはうってかわった真剣なものにした。
海野十三 四次元漂流 青空文庫
作例 · 標準
部下の度重なる不手際に、温厚で知られる課長がついにかんしゃく玉を破裂させ、オフィス中に怒号が響き渡った。
「ふざけるな!」という叫びと共にかんしゃく玉を爆発させた彼は、椅子を蹴り飛ばしてそのまま部屋を飛び出していった。
彼は些細な冗談にも過敏に反応してかんしゃく玉を炸裂させるため、周囲の人間は常に言葉を選んで接している。
積み木がうまく積めないことに苛立った幼い息子が、地団駄を踏みながら激しいかんしゃく玉をぶちまけている。
2
標準
bang snap
作例 · 標準
夏祭りの屋台で買ったかんしゃく玉をアスファルトに叩きつけると、パチーンという乾いた破裂音とともに、わずかに白い煙が舞い上がった。
「ほら、いくよ!」と弟が足元にかんしゃく玉を投げつけ、不意の衝撃音に驚いた私は思わずその場で飛び上がってしまった。
駄菓子屋の軒先に吊るされたかんしゃく玉は、火を使わずに遊べる手軽な玩具として、昔から近所の子供たちの間で親しまれている。
静かな住宅街にかんしゃく玉が弾けるような鋭い音が響き渡り、散歩中だった犬が驚いて飼い主の背後に隠れた。