男は黙って
おとこはだまって
表現
標準
a real man would (shut up and) ...
文例 · 用例
男は黙って鳥を咬っていた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
病人が餓を訴えても、牛男は黙って冷笑するばかり。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
」 男は黙ってうなずいて、その水甕をうやうやしく権右衛門の前にささげた。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
男は黙ってそれを眺めていたが、やがて土間の隅から枯枝をかかえ出して炉に押し込んだ。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
あきらかにその一事もまた、私財横領のよかならぬ悪計を察するに充分な行動でしたから、無数と言ってもいい程の千両箱を行列つくって担わせながら、しすましたりというように引き揚げようとしていた二人の前にずいと立ちふさがると、退屈男は黙ってバラリ編笠をはねのけました。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
けれども親分らしい男は黙って、今磨いだばかりの庖丁を小僧の眼の前に突きつけて、睨み付けて云った。
— 夢野久作 『猿小僧』 青空文庫
芳子を父親の監督に移したです」 男は黙って坐っていた。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
その男がいつもの通りふらりとはいって来て、わたしに髭を当らせていると、そこへまたほかの客がはいって来て、山卯の若い衆の噂をはじめると、その男は黙って聞いていたが、やがてにやりと忌な笑い顔をして、半分はひとり言のように、そんな詰まらないことをするものじゃあない。
— 柳原堤の女 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
例句