名物男
めいぶつおとこ
名詞
標準
popular figure
文例 · 用例
名物男の狂歌師、赤猪口兵衛の独住居はすべて二、三日前の通りに閑寂である。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
さて富岡先生は十一月の末|終にこの世を辞して何国は名物男一人を失なった。
— 国木田独歩 『富岡先生』 青空文庫
そこでいよいよ私は、この浦塩の名物男となってしまいました。
— 夢野久作 『死後の恋』 青空文庫
フェアチャイルドをしっちゃかめっちゃかの大騒ぎのあげくに飛び出したシリコン・バレーの名物男、ジェリー・サンダースが一九六九年に創設した、アメリカで五番目の規模の半導体メーカーだ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
夫でも全寮で可也名物男に近かつた久米や自分がやつて居るので、喝采するものも可なりあつたが、狂言その物はマルで出鱈目であつた。
— 菊池寛 『学生時代の久米正雄』 青空文庫
今日はもう、どのように言いなんしても、かえしはしませぬぞ」 ――声の主は笑止なことに身分柄もわきまえず、大身旗本のこの名物男早乙女主水之介に、もう久しい前から及ばぬ恋慕をよせている、そこの淡路楼と言う家の散茶女郎水浪でした。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
おいらがむっつりのなんとかいう名物男さ、覚えておきな」 いうかいわないかのせつなです。
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
竜造寺長門守骨ある名物男ならば、早乙女主水之介の骨も一枚アバラのつもりじゃ。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は町のイベントではいつも中心となり、まさに名物男だ。
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大学時代、彼はその奇抜なファッションセンスで学内の名物男だった。
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彼は陽気な性格で、職場の名物男として皆に愛されている。
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