カーキ色
カーキいろ
名詞名詞-の形容詞
標準
khaki (colour)
文例 · 用例
兵営は暗く、新しく着せられるカーキ色の羅紗の服は固ッくるしい。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
「あゝ、早く、あの、カーキ色の軍服を着た兵隊さんが来て呉れるといゝんだがなア!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
黄土のほこりに襦袢が、カーキ色に変ってしまっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
それだけの理由で、この支那人は、自分が日本人であるかのように、カーキ色の軍隊が、自分の保護者となり、自分の勢力となり、自分の樫の棒に怨を持つ、不逞の奴等や、回々教徒を取りひしいで呉れるものと、一人ぎめにきめこんでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
着剣した銃を持って、四五人のカーキ色の兵士が、ばらばらと立っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
二 ユフカ村から四五露里|距っている部落――C附近をカーキ色の外皮を纏った小人のような小さい兵士達が散兵線を張って進んでいた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
大隊長とその附近にいた将校達は、丘の上に立ちながら、カーキ色の軍服を着け、同じ色の軍帽をかむった兵士の一団と、垢に黒くなった百姓服を着け、縁のない頭巾をかむった男や、薄いキャラコの平常着を纏った女や、短衣をつけた子供、無帽の老人の群れが、村に蠢き、右往左往しているのを眺めていた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
カーキ色の方は、手あたり次第に、扉を叩き壊し、柱を押し倒した。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
作例 · 標準
店員さんに「もう少し濃いカーキ色のパンツはありますか?」と尋ねた。
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秋になると、街中でカーキ色のコートを着ている人を多く見かけるようになる。
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この部屋の壁は、落ち着いた雰囲気のカーキ色で塗られていて心地よい。
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ウィキペディア
カーキ とは「土埃」を意味する言葉で、主として軍服に用いられる淡い茶系色を指す。古くは泥濁色と訳す文献もある。
出典: カーキ色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0