直覚的
ちょっかくてき
形容動詞
標準
intuitive
文例 · 用例
しかし何となく陰気に薄暗くじめじめして、妙に気味の悪い厭な感じがしたので、夫人が直覚的に反対したにもかかわらず、ヘルンは一見して大いに気に入り、『面白いの家』『面白いの家』と、子供のように嬉しがって、是非それを買おうと言った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
」 その見当とは言わず、……ほとんど直覚的に、清葉の家を、耳の傍で叫んで、――前刻から橋の際に腰を板に附いて蹲んでいた、土方体の大男の、電車も橋も掻退けるがごとく、両手を振って駆出したのがある。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
彼がこの文章の形式を選んだのは、一つには彼の肉体が病弱で、体系を有する大論文を書くに適しなかつた為もあらうが、実にはこの形式の表現が、彼のユニイクな直覚的の詩想や哲学と適応して居り、それが唯一最善の方法であつたからである。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
実に美術の本質は、対象の本質に突入し、物如の実相を把握しようとするところの、直覚的認識主義の極致である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ユーゴーの或る小説で、死刑の宣告を受けた男が、ギロチンといふ仏蘭西語のスペルの一字一字が、断頭台の組立木片のやうに見えることを書いているが、欧洲大戦の時、独逸飛行船の空襲を受けたロンドン市民は、ツエツペリンといふ綴字そのものから、直覚的に悪魔を表象したといふことである。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
その雨湿りが乾いたばかりの標札を見上げた時、桂子は何か直覚的に、はあ、また体の工合がよくないのだなと思ふ。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
イベットがこの男にこんな役目を勤めさせるほど、何時の間に手馴着けたものかも知れない、と小田島は直覚的に考えた。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
むしろ直覚的にだね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
このアプリのインターフェースは非常に直覚的で、説明書なしでも操作できる。
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彼は直覚的な判断に優れており、窮地に陥っても即座に正解を選び出す。
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複雑なデータを、誰もが一目で理解できるような直覚的なグラフにまとめた。
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