法雨
ほうう
名詞
標準
shower of dharma
文例 · 用例
なおかくの通りの旱魃、市内はもとより近郷隣国、ただ炎の中に悶えまする時、希有の大魚の躍りましたは、甘露、法雨やがて、禽獣草木に到るまでも、雨に蘇生りまする前表かとも存じまする。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
われは見るべからざる法雨のこの群の上に降り灑ぐを覺えき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
尚ほ恁くの通りの旱魃、市内は素より近郷隣国、唯炎の中に悶えまする時、希有の大魚の躍りましたは、甘露、法雨やがて、禽獣草木に到るまでも、雨に蘇生りまする前表かとも存じまする。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
「観音経のなかの、※甘露法雨滅除煩悩焔という文句です。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
その意、日本の男子は脳中に論理の精水すでに満つるをもって、ヤソ教の法雨を注入すること難し。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
ほううそうか、伝達坊主か」ニヤニヤ笑ったものである。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
腕が互角なのか、いずれに隙もないためか、そうほううごかず、彫りつけたごとくにらみあっているうちに、魔か、雲か、月をかすめて疾風とともに、天空から、そこへ翔けおりてきたすさまじいものがある。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
高僧の説法は、人々の心に潤いを与える法雨のようだった。
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仏の教えは、迷える衆生に平等に降り注ぐ法雨である。
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法雨が恵みをもたらすように、彼の言葉は多くの人々に救いを与えた。
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