ぱちくり
ぱちくり異読 パチクリ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
blinking (in surprise)
文例 · 用例
」とそのお人形さんみたいな可愛い女の子が、お爺さんの前にお行儀よく坐り、まんまるい眼をぱちくりさせて答へる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
からだをあらってから緑の蛙が目をぱちくりさせて、「やあ、きみの黄色は美しい。
— 新美南吉 『二ひきの蛙』 青空文庫
力三は遊び疲れて、死んだやうに眠ては居るが、何時眼をさまして腹が痛いと云ひ出すかも知れないと云ふ事まで気をまはして、何時までも暗い中で眼をぱちくりさせて居た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
それでも、人の行かない山寺だの、峰の堂だのの、額の繪がね、霰がぱら/\と降る時、ぱちくり瞬きをするんだつて……」「嘘を吐く……」 と其でも常さんは瞬きした。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
眠くはないので、ぱちくり/\目を※いて居ても、物は幻に見える樣になつて、天井も壁も卓子の脚も段々消えて行く心細さ。
— 泉鏡花 『怪談女の輪』 青空文庫
」と謂いたるのみ、蛙のごとく眼をぱちくり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
主ゃそこで早や、貴女の術で、活きながら鋏の紅い月影の蟹になった、とあとで村の衆にひやかされて、ええ、措けやい、気味の悪い、と目をぱちくり、泡を吹いたでござりますよ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
美しい目水晶ぱちくりと、川上の空さ碧く光っとる星い向いて、相談|打つような形だね。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
突然の大きな音に、彼女はぱちくりと目を瞬かせた。
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理解できない話を聞いて、彼はただぱちくりと瞬きを繰り返した。
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子供は珍しいものを見ると、目をぱちくりさせる。
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