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阿信

阿信
名詞
1
標準
文例 · 用例
阿信というのが法名であったが世間の人は、『稚子法師』と呼んだ。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
穏の容貌、健の四股、墨染の法衣に同じ色の袈裟、さも尊げの僧である――これは阿信の稚子法師であった。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
」と阿信は首を傾げたが「いやいや心の迷いであろう。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
阿信はじっと聞き澄ました。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
「お前の頭もてぎてぎよ」と阿信も負けずに云い返えした。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
阿信はハッと息を呑んだ。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
そうして余りに調子に乗って強く頭を打った為め遂々頭の鉢を割ったのであろう――それにしてもこのような狢などに迂濶に魅入られるのは不覚の至、俺の修行はまだ未熟だ」 阿信は口の中で呟いたが心の中は寂しかった。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫
云う迄も無く阿信である。
国枝史郎 稚子法師 青空文庫