跟随
跟随
名詞
標準
文例 · 用例
その忍び難い所を忍んで、妻や子を棄てて置いて、而して自分は芸者狂いをするのじゃない、四方に奔走して、自由民権の大義を唱えて、探偵に跟随られて、動もすれば腰縄で暗い冷たい監獄へ送られても、屈しない。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
「天保十五年甲辰正月五日、同渋江六柳、小野抱経、石川二陶曁家弟柏軒、遊本庄村、恒吉、道悦二童跟随焉、用靖節斜川韻。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
今度は、きっと思い出されるでしょう……」 私は新らしい編上靴を穿いた足首と、膝頭を固ばらせつつ、若林博士の背後に跟随いて、鶏頭の咲いた廊下を引返して行った。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
死ぬが死ぬまでその犯人に跟随いて行って、殺す以上の復讐をしてやります」「……フーン。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
鯨の新婚旅行に跟随て行く馬鹿者が私一人じゃないのです。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫