霊華
れいか
名詞
標準
文例 · 用例
ある日|小栗風葉氏の弟子分にあたる岡本霊華といふ小説家がひよつくり訪ねて来た。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
法苑林の奥深く素足の「愛」の玉容になれは、ゐよりて、睦みつゝ、霊華の房を摘みあひて、うけつ、あたへつ、とりかはし双の額をこもごもに、飾るや、一の花の冠。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
けれどもこの間契月、未醒、清方、霊華などの合評を読んだら、フム、と感じるところもあった。
— 宮本百合子 『金色の秋の暮』 青空文庫
近くは、吉川霊華を見ると、あの人の閲歴に不似合ひだと思はれるほど濃い人間の官能が、むつとする位つきまとうて居るのに、気のついた人はあらうと思ふ。
— 折口信夫 『山越しの阿弥陀像の画因』 青空文庫
近くは、吉川霊華を見ると、あの人の閲歴に不似合いだと思われるほど濃い人間の官能が、むっとする位つきまとうて居るのに、気のついた人はあろうと思う。
— 折口信夫 『山越しの阿弥陀像の画因』 青空文庫
理解者があって、鏑木清方、結城素明、吉川霊華等の仲間と金鈴社というのを作っていた。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
法苑林の奧深く素足の「愛」の玉容になれは、ゐよりて、睦みつゝ、靈華の房を摘みあひて、うけつ、あたへつ、とりかはし双の額をこもごもに、飾るや、一の花の冠。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
近くは、吉川靈華の人物畫を見ると、あの人の閲歴に不似合ひだと思はれるほど濃い人間の官能が、むつとする位つきまとうて居るのに、氣のついた人はあらうと思ふ。
— 釈迢空 『山越しの彌陀』 青空文庫