一矢を報いる
いっしをむくいる
表現動詞-一段
標準
to retaliate
文例 · 用例
ここで息の根を止めるやうな一矢を報いることは、私の残虐な興味から愉快でしたが、――「友達と」と言つた言葉で直ぐに私は照子のやうなその友達のグループを連想すると、何となくさうしてしまふことが惜しまれて、――と、芝居に行つて見たくなりました。
— 牧野信一 『愚かな朝の話』 青空文庫
フム、フム」 いつもならば必ず反撃の一矢を報いる虎之介が、花廼屋の言葉も耳につかぬていに沈々と思い余った様子に見えるのは、甚しく同憂の至りであることを表している。
— その十五 赤罠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
試合には負けたものの、終了間際に意地のトライを決めて一矢を報いた。
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圧倒的な戦力差があったが、ゲリラ戦法で敵の司令官を討ち取り、かろうじて一矢を報いることができた。
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討論会では完膚なきまでに論破されたが、最後に相手の矛盾点を鋭く指摘して一矢を報いた。
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