仕付ける
しつける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to be used to
文例 · 用例
これは田地を仕付けるにも、旅籠屋片手間では芝草の用意もなりかねるところから、麦で少しずつ刈り造ることに生活の方法を改めたからで。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
幸い今までの沼地に幾分か土が加わり水が退いて来たから、畔を張ってこれを仕付けることにする。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
大学を卒業して雑誌社に勤務するようになってからも同じ事で、大隅君は皆に敬遠せられ、意地の悪い二、三の同僚は、大隅君の博識を全く無視して、ほとんど筋肉労働に類した仕事などを押しつける始末なので、大隅君は憤然、職を辞した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
管壁の摩擦に打勝って卵を押し出すために卵の後方の環状筋を断えず収縮して卵殻を圧しつける。
— 寺田寅彦 『卵の形』 青空文庫
自分の場合では、掛けた札がちゃんと後ろの板に密着しないと気持が悪いから掛けたあとでぱちんと札を押しつける、それを押しつけるには釘に近い上の方を押すのが一番機械的に有効だからそうするらしい、勿論無意識にそうするのである。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
第一の方法は、事件や行為の裏に進行している人間の心理的の推移を直接読者の判断に推しつけるので、この場合の科学的要素はむしろ読者の方にある。
— 寺田寅彦 『文学の中の科学的要素』 青空文庫
おオえエ花……」 花好きな民子は例の癖で、色白の顔にその紫紺の花を押しつける。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
「アー、そんなものは君、もう二十年も前にドイツの何某が試みて失敗したものだよ」といったようなことをしたり顔に云って他人の真面目なそうして実際はかなり有望な独創的研究をあたまからけなしつけるようないわゆる大家も決して珍しくはない。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
作例 · 標準
「毎朝4時に起きる習慣を自分に仕付けるのは、最初は非常に辛かった。」
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「贅沢な生活に身を仕付けてしまうと、元の質素な暮らしに戻るのは難しい。」
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「冷たい水で顔を洗うことを幼い頃から仕付けられているので、冬でも平気だ。」
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標準
to train
作例 · 標準
「どんなに吠える犬でも、根気よく仕付けることで大人しく従うようになる。」
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「社会に出る前に、基本的な敬語の使い方をしっかりと仕付ける必要がある。」
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「厳しく仕付けるだけでなく、時には優しく見守ることも教育には欠かせない。」
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標準
to tack (in needlework)
作例 · 標準
「襟元がヨレないように、細かく仕付けてからアイロンをかける。」
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「この生地は滑りやすいので、しっかりと仕付けるまでミシンは使えない。」
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「ボタンの位置を正確に決めるために、仮の糸で仕付けてバランスを見る。」
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標準
to plant (esp. rice seedlings)
作例 · 標準
「村の男たちが一列に並び、手際よく苗を田んぼに仕付けていく。」
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「腰を痛めないように、専用の道具を使って効率よく仕付ける方法を教わった。」
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「広大な土地に何千本もの苗を仕付けるのは、気の遠くなるような作業だ。」
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