かき抱く
かきいだく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞
標準
to hug
文例 · 用例
「さあ、かわいいお坊っちゃん、お拭きしましょかなも」「いやだ」という裸のを、きゅっとかき抱くようにする。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
フランシスの眼は落着いた愛に満ち満ちてクララの眼をかき抱くようにした。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
葉子をかき抱く倉地の腕の力は静かに加わって行った。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
(渡、後より立ち上つた袈裟を、後より手を差し伸べて、かき抱くやうにしながら、簀の子の上に出て來る)渡。
— 菊池寛 『袈裟の良人』 青空文庫
(妻の首級をかき抱くやうにしながら)お前の菩提を弔うてやりたい!
— 菊池寛 『袈裟の良人』 青空文庫
こういう感動の刹那、朝子はいつも自分の素肌の胸へわが生とともに歴史の明暗をかき抱くような激しい情緒を経験するのであった。
— 宮本百合子 『広場』 青空文庫
片手で吊革につかまりながら、片手でやたらに肱を張って、金魚入れをかき抱くようにした。
— 豊島与志雄 『金魚』 青空文庫
私は両袖を胸もとに合せて、なにか大切な思いをかき抱くような気持でいた。
— ――近代説話―― 『渡舟場』 青空文庫
作例 · 標準
母は、久しぶりに会った息子を強くかき抱いた。
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子供は、お気に入りのぬいぐるみを見つけて、ぎゅっとかき抱いた。
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「おかえり!」と、彼女は友人を抱きしめた。
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心配でたまらない様子で、犬をかき抱いた。
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