鬼になる
おにになる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to harden one's heart
文例 · 用例
「鞭が厭なら、泥を調って醤をこしらえるか、それとも身のたけ三丈の鬼になるか、どっちでもその方のいい方にするがいい」 大異は早く鞭を逃れたいと思ったが、泥を調って醤をこしらえることはできないので三丈の鬼になろうと思った。
— 田中貢太郎 『太虚司法伝』 青空文庫
「鬼になるか、よし、よし、では皆で三丈の鬼にしろ」 大異の体はそのまま石床の上へ横倒しにせられた。
— 田中貢太郎 『太虚司法伝』 青空文庫
家内が殺人鬼になるかもしれない――息子は今も危険なんです!
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
鬼になるジャンケンして。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
あんなに一心になっているのに、可哀そうな気もするが、大切な雪之丞のためにゃあ、鬼になる外はあるめえよ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
唄の最後に、手の甲を打たれた者が、鬼になる。
— 折口信夫 『河童の話』 青空文庫
鬼になるか、人になるか、そこにも又、問題はあるであろうし、私も人たらず、鬼とならざるを得ぬような生長変貌が行われぬとは云いきれぬ。
— 坂口安吾 『わが思想の息吹』 青空文庫
オバサンとヨッちやんは鬼になる。
— 坂口安吾 『金銭無情』 青空文庫
標準
to become "it" (in hide-and-seek, etc.)