洞道
とうどう異読 どうどう
名詞
標準
service tunnel (cables, gas, etc.)
文例 · 用例
馬神隧道といふのを通り抜けた、そして山口中学時代、鯖山洞道を通り抜けて帰省した当時を想ひだして涙にむせんだ、もうあの頃の人々はみんな死んでしまつた、祖母も父も、叔父も伯母も、……生き残つてゐるのは、アル中の私だけだ、私はあらゆる意味に於て残骸だ!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
その明くる日は洞道越という難所を通って再び丹那の山田家に帰り、これでほぼ巡検の任務を果したのであった。
— 江見水蔭 『丹那山の怪』 青空文庫
英軍が気長に洞道を切り開いたので漸く陥落したのである。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
たとえば、アラビヤの「ボッカ・キュイ宮」の壮麗な拱門のような、官能的な異様な美しさをもった穹窿形の洞道だった……。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
鏡のような両側の壁は、たがいにその光を反映し、はねかえし、それがまた天井の内輪へ照りかえって、洞道全体が、赫奕たる光の氾濫の中へ溺没する。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
しかし、洞道のこの異様な美しさも、七人の一行にはなんの感じも惹きおこし得ないようだった。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
今日の午後、洞道の側壁にジュラ紀の蘇鉄類 Pothoxamites と松柏類 Forthia の熔岩樹型を発見した。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
洞道は、その辺からゆるいカーブを描きながら曲りはじめた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
作例 · 標準
地下には、電気ケーブルや通信線が通る洞道が張り巡らされている。
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作業員たちは、洞道内で設備の点検を行っていた。
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都市のインフラを支えるため、多くの洞道が建設されている。
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