馬政
ばせい
名詞
標準
文例 · 用例
特に将門は武人、此の牧場多き地に生長して居れば、十分に馬政にも注意し、騎隊の利をも用ゐるに怠らなかつたらう。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
種馬試驗の爲めに巡囘してゐる馬政官の一行も同じ方へ出發の爲め、驛遞の馬はすべてその方に約束濟みなので、義雄はアイノの家から競馬用のを借りて次ぎ馬とした。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
ここで、かの馬政官の一行に追ひつかれたから、義雄はそのあとについて行かうと思つた。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
然し馬政官の一行は次ぎの宿まで行けばいいので、進みが如何にものろい。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
」馬の目潰し9・21(夕) 馬政局長官浅川中将の談によると、陸軍当局では、先年の失敗に懲りずに、今度また馬券を売出さうと計画中だといふ事だ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
人を死罪に行なうには、羅馬政府の方伯たるピラトに聞かなければならなかった。
— 国枝史郎 『銀三十枚』 青空文庫
わたしは馬政紀、馬記、元享療牛馬駝集、伯楽相馬経等の諸書に従い、彼の脚の興奮したのはこう言うためだったと確信している。
— 芥川龍之介 『馬の脚』 青空文庫
曹操は、近頃、朝廷に立ってほしいままに兵馬政権をうごかしている新しい廟臣たちを、内心では認めていない。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫