教母
きょうぼ
名詞
標準
godmother
文例 · 用例
それに良人の方も心得たもので、たとえ当の間男を見たり、又はそんな噂をきいたりしても、『なあに、教母が教父と一緒にいたって、何も頭痛にやむことはないさ!
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
彼は税関の役人が洒落た外国製品を身辺にそなえたり、珍らしい陶器やバチスト麻布を教母だの、叔母だの、妹などに送ってやったりするのを知っていた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
洗禮によりて信仰と縁を結べるなり〔相互の救ひ〕ドミニクスは信仰の有力なる保護者となり、信仰はドミニクスを永遠の福祉に導く六四―六六〔女〕教母。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
紅卍字教母院の道院にこもって、二十一日間の祈念修道をして来るのだといい置きました。
— ――近代伝説―― 『碑文』 青空文庫
職員其他――医師一、教母一〇、男女傭人八六(看護婦、雑役、炊事係、洗濯婦) 附属小学校――教師九、生徒一五〇。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
職員其他――教母一四、男女傭人六〇。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
それでさっそく、さかんな洗礼の式をあげることになって、お姫さまの名づけ親になる教母には、国じゅうの妖女が、のこらず呼び出されました。
— ペロー Perrault 『眠る森のお姫さま』 青空文庫
そのとき、ふと、サンドリヨンの洗礼式に立ち合った、名づけ親の教母が出て来て、むすめが泣きふしているのを見ると、どうしたのだといって、たずねました。
— またの名「ガラスの上ぐつ」 『灰だらけ姫』 青空文庫