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春の海

はるのうみ
表現名詞
1
標準
calm sea of spring
文例 · 用例
春の海|終日のたりのたりかな だれも知ってる名句であるが、のたりのたりという言葉の音韻が、浪の長閑な印象をよく表現し、ひねもすという語のゆったりとした語韻と合って、音象的に非常に強く利いてるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
例えば鶯のあちこちとするや小家がち   蕪村春の海ひねもすのたりのたり哉   蕪村 の如く、「あちこちとするや」の語韻から、鶯のチョコチョコとする動作を音象し、「のたりのたり」の音調から春の海の悠々とした印象を現わしているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
あとで聞くと、小児心にもあまりの嬉しさに、この一幅の春の海に対して、報恩の志であったという。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
と云うのは、実は一昨日の日曜に彼女は文太郎君に向って、『春の海辺を歩き度いわ。
渡辺温 四月馬鹿 青空文庫
例えば蕪村の春の海|終日のたりのたりかな という句の如きも、単にかかる自然を描写しているのでなく、主観に於ける春日長閑の無為の気分を、対象の中に情調として見ているのである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
一度、あの人が、春の海辺をぶらぶら歩きながら、ふと、私の名を呼び、「おまえにも、お世話になるね。
太宰治 駈込み訴え 青空文庫
「そうだ簪があったのだ、おもかげをしのぼう」 よじれて来る浪頭を一すくい掌に掬い取って口にふくみ顔を撫でて新らしい三尺手拭でふいた彼は、眼の前の春の海原のなかに木屋町の白けたきぬぎぬを思い出した。
岡本かの子 百喩経 青空文庫
春の海のうた山村暮鳥さしたりひいたりはるのしほはるのひながのあをいうみひよつこりいそがしづんだらぴよつこりおふねがうきだしたぴよつこりおふねがういたらばひよつこりいそがしいづんだいそとおふねのかくれんぼそれをみてゐたかもめどりかもめもかもめでかくれんぼひよつこりういたりしづんだり
山村暮鳥 春の海のうた 青空文庫
作例 · 標準
穏やかな波が打ち寄せる春の海を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごした。
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俳句で「春の海」といえば、静かで穏やかな情景を思い浮かべる。
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砂浜に座り、遠くの水平線を眺めていると、心が洗われるような春の海に癒された。
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ウィキペディア

春の海(はるのうみ)は、日本の箏曲家であり作曲家の宮城道雄が作曲した箏曲。ヴァイオリン版も知られるが、本来は箏と尺八の二重奏である。 新日本音楽を代表する楽曲である。日本では、小学校における音楽の観賞用教材として指定されているほか、特に正月には、テレビ・ラジオ番組や商業施設等でBGMとして使用されているため、今日では正月をイメージする代表的な曲の一つとして知られている。

出典: 春の海 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0