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摸写

もしゃ
名詞
1
標準
文例 · 用例
小説に勧懲摸写の二あれど、云々の故に摸写こそ小説の真面目なれ。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
直接ならんとには摸写ならでは叶わず。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
されば摸写は小説の真面目なること明白なり。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
さはいえ摸写々々とばかりにて如何なるものと論定めておかざれば、此方にも胡乱の所あるというもの。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
よって試に其大略を陳んに、摸写といえることは実相を仮りて虚相を写し出すということなり。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
小説に摸写せし現象も勿論偶然のものには相違なけれど、言葉の言廻し脚色の摸様によりて此偶然の形の中に明白に自然の意を写し出さんこと、是れ摸写小説の目的とする所なり。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
夫れ一口に摸写と曰うと雖も豈容易の事ならんや。
二葉亭四迷 小説総論 青空文庫
いずれも、縦七尺幅十尺以上に拡大摸写した複製画であって、何故かかる陰惨なもののみを選んだのか、その意図がすこぶる疑問に思われるのだった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫