小首を傾ける
こくびをかたむける
表現動詞-一段
標準
to look slightly doubtful
文例 · 用例
けれども三年前の屍体だと云うと、いずれも云い合わしたように、「さあ」 と小首を傾けるのだった。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
五 こけ猿の茶壺にきけ――対馬守が、口のなかでつぶやいて、小首を傾けるのを、じっと見つめていた一風宗匠は、やがて筆をとって懐紙に、左の意味のことをサラサラと書き流したのです。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
「へさ、さう言へば、若いお孃さんにしては、少し重いやうに思ひましたが」 後棒の老巧なのが小首を傾けるのです。
— 死骸の花嫁 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「へエ、そう言えば、若いお嬢さんにしては、少し重いように思いましたが」 後棒の老巧なのが小首を傾けるのです。
— 死骸の花嫁 『銭形平次捕物控』 青空文庫
それに、極りが悪くて、とても書けそうもないんですもの」 女はそういって、本当に極り悪そうに小首を傾けるのでした。
— 代作恋文 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
「人殺しと聞えた」 介添に来た片柳伴次郎が小首を傾ける。
— 鈴鹿山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
不思議でたまらぬように、小首を傾ける。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
いつの間にこんなものを書きやがったんだろう」 運転手も小首を傾けるばかりだ。
— 江戸川乱歩 『魔術師』 青空文庫
作例 · 標準
難しい質問をされ、彼は小首を傾けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供は初めて見るおもちゃに、小首を傾けて興味を示した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は小首を傾けながら、私の話に耳を傾けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash