打ち続く
うちつづく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to continue for a long time
文例 · 用例
そこにはクリスマスがあり、夜会があり、観劇があり、打ち続く歓楽のプログラムがある。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
やもりと荒物屋には何の縁もないが、何物かを呪うようなこの阪のやもりを行き通りに見、打ち続く荒物屋の不幸を見聞きするにつけて、恐ろしい空想が悪夢のように心を襲う。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
規矩男の家は武蔵野の打ち続く平地に盛り上った一つの瘤のような高まりの上に礎石を載せていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
近郷近在の村々は祭りの季節に入つて、私の知友連は野良その他の仕事を休み私の部屋を訪れて私に依つて西洋流のダンスを習つてゐたが、あまり毎日/\麗らかな天気が打ち続く故、ひとつ、あの!
— 牧野信一 『喜劇考』 青空文庫
剛愎な忠次も、打ち続く艱難で、少しは気が弱くなっている故もあったのだろう。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
過ぐる東京での震災の日には、打ち続く揺り返し、揺り返しで、その度に互いに眼の色を変えたことが、言わず語らずの間に二人の胸を通り過ぎた。
— 島崎藤村 『食堂』 青空文庫
打ち続く怪事に、人々の面は、今にも泣き出しそうに歪んだ。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
少しは濁っていた人々の心も打ち続く災難の為に改まったのであろう。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
作例 · 標準
例句