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海寇

かいこう
名詞
1
標準
文例 · 用例
『※書』を始め支那の記録には、多くこの蒲壽庚の海寇撃退の事實を、南宋の度宗の咸淳十年(西暦一二七四)の頃の出來事と記してあるが、咸淳十年といへば、元の伯顏が宋の行在の臨安府を陷れる僅か二年前に當る。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
果して蒲壽庚が海寇撃退の功によつて、提擧市舶となつたものならば、そは景炎元年より約三十年前の理宗の淳祐年間(西暦一二四一―一二五二)でなければならぬ。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
然らずば、海寇撃退の事件以前から蒲壽庚は早く提擧市舶の職に在つたものと認めねばならぬ。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
海寇撃退の功によつて出身した蒲壽庚は、南宋の末には福建按撫沿海都制置使に昇進して、尚ほ提擧市舶をも兼ねた。
桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 青空文庫
或は、今の海寇、ややもすれば数万を計えるが、その中日本人は数千に過ぎず、他は浙江、福建の諸地方の民であるという。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
シナの記録に名を留めている王直の如きは、九州の五島に移り住んで、そこから私貿易や海寇に出動していた。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫