脱
だつ
接頭辞頻度ランク #6419 · 青空 324 例
標準
de- (indicating reversal, removal, etc.)
文例 · 用例
従つてセンチメンタリズムに堕することからあぶない所で脱かれてゐる。
— 中原中也 『菊岡久利著「貧時交」』 青空文庫
従つて各人各様の特質にも拘らず、可なり大同小異の観があることは脱れられない。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
そして、さうした事態を脱がれようとするものの如く、後から後から新しい主義主張が簇出しつつあることも事実である。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
我等はすべての因襲から脱却すること。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
その頃、此の国の自由詩と称するものは、多くは旧来の形式を完全に脱して居ない、極めて幼稚な口調本位のものであつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
) 勿論、彼の初期の作には、尚文章語脈を脱して居なかつたとはいへ、尚且つ当時に於ける他の流行の詩(気取つたり、固くなつたり、肩を怒らしたりする)とは、あまりに甚だしく風変りのものであつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
たとえば、帽子をあみだにかぶっても気になるし、まぶかにかぶっても落ちつかないし、ひと思いに脱いでみてもいよいよ変だという場合、ひとはどこで位置の定着を得るかというような自意識過剰の統一の問題などに対しても、この小説は碁盤のうえに置かれた碁石のような涼しい解決を与えている。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
雨にびっしょり濡れたそのレンコオトを脱ぎもせずに部屋をぐるぐるいそがしげに廻って歩いた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
この接頭辞『脱-』は、何かを取り除いたり、元の状態をなくしたりする意味合いを持つ。
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化学の分野では、『脱-』が付くと、特定の成分が除去されたことを示すことが多い。
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『脱』という字は、物事がそこから離れていく様子を表す。
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