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何時からか

いつからか
表現副詞
1
標準
since some time or another
文例 · 用例
だからこの船宿の表二階にも、葭戸こそもう唐紙に変つてゐたが、江戸に未練の残つてゐる夏は、手すりに下つてゐる伊予簾や、何時からか床に掛け残された墨絵の滝の掛物や、或は又二人の間に並べてある膳の水貝や洗ひなどに、まざまざと尽きない名残りを示してゐた。
芥川龍之介 鼠小僧次郎吉 青空文庫
何か名句を一ツ書いて戴けませんかと、戸籍しらべの折、頼まれたのだが、そのままになって、その巡査氏も何時からかもう変ってしまった。
林芙美子 落合町山川記 青空文庫
彼は何時からか、又どういふ論理からか、自分の意氣地のない事をその牛乳の爲と信じてゐた。
――藝術家としての彼を論ず―― 芥川龍之介論 青空文庫
論より証拠、歌舞妓踊りから真直に歌舞妓狂言に進み入つたお国自身の念仏踊りにも、何時からか、此踊り狂言が行はれて居た。
折口信夫 夏芝居 青空文庫
殊に書き卸しの時代には、殺し場も裸にならなかつたであらうが、何時からか芝居では、からだ一ぱい刺青に緋ぢりめんのまはし一本と言ふ姿になつて、刀を片手に幾とほりかの見えをする。
折口信夫 夏芝居 青空文庫
だが、何時からかその絵の所有者となっていたO夫人は、何故かそれを深く秘蔵してしまって、その後われわれの再び見る機会を得なかったものであった。
堀辰雄 青空文庫
其が、何時からか、卑人の渡世として我人共に認めた馬具細工をする様になつてゐたのである。
折口信夫 村々の祭り 青空文庫
此が、何時からか、えびす神に替つて来、さうして、山の神に仕へる神女、即山の神と見なされたり、山姥と言ふ妖怪風の者と考へられたりしたのである。
祭りの発生 その一 ほうとする話 青空文庫
作例 · 標準
何時からか、彼は私の目を見て話さなくなった。
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この古い建物が何時からか空き家になっている。
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何時からか、道端に咲くこの花が気になっていた。
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あの二人が何時からか付き合い始めたらしい。
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何時からか(いつからか) — 幻辞.com