能相
のうそう
名詞
標準
the active
文例 · 用例
右之段々御賢慮之上に而御座候得者、不及申上候得共、御政道何方に付而も首尾能相調候様にと奉存、彼是善否致差引、心底之程不残申上候。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
甚子自慢も恐入候が、大役首尾能相勤居申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「子も親もうち揃ひ本の目出たき春に出勤仕候」は富樫辨慶で、「甚子自慢も恐入候が、大役首尾能相勤居申候」は其富樫ではなからうか。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
然ニ先日の御書中大芝居の一件、兼而存居候所とや、実におもしろく能相わかり申候間、弥憤発可仕奉存候。
— 慶応三年九月二十日 木戸孝允あて 『手紙』 青空文庫
さういふ封建的、事大的、階級的心理を打破し、新時代の芸術家を、才能相当に待遇する風習は、音楽の演奏に於て既にその精神が取り入れられてゐるにも拘はらず、新劇は、その苛酷なる文学趣味によつて、「瞬間芸術」の鑑賞及び発達に、知らず識らず官僚的障碍を築いてしまひました。
— 岸田國士 『新劇の観客諸君へ』 青空文庫
此は謡ふに対する役相であるが、神事を課せられる者には、公式に臨む臣民の動作として、能相風に考へられてゐる。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
孰神与吾能相作此国耶。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
西洋の作家は、期せずして、「全き人間」のすがたを読者に示すことを努め、これを「全き人間」の関心と叡智とによつて、才能相当の「活かし方」をしてゐる。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
作例 · 標準
「このプロジェクトの現状は、まだ発展途上だが、能相としては順調に進んでいると言えるだろう。」
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彼の能相を見れば、その人がどれだけ熟練しているかがすぐに分かる。
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「真の教えは、言葉だけでなく、その能相、つまり現れ方によっても伝わるものだ。」
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