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機密費

きみつひ
名詞
1
標準
secret funds
文例 · 用例
あてがわれる機密費を、自分の貯金として、支那にいる間に、一と財産作って帰る腹の山崎は、M製粉や、日華|蛋粉、K紡績、福隆|火柴公司などを順ぐりに、めぐり歩いていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
過去數年の間、當局は彼等所謂不穩の徒の爲に、啻に少なからざる機密費を使つた許りでなく、專任の巡査數十名を、たゞ彼等を監視させる爲に養つて置いた。
林中の鳥 所謂今度の事 青空文庫
彼女を招聘するために佐古が惜し気もなく使った機密費の額に最初文句をつけ通しだった経営者も、純白のイヴニングの裾さばきも軽やかな、匂うばかりの村口多鶴子を見た途端、慾も得も忘れてしまった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
機密費用の大|弗箱だよ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
機密費は警視庁が半分取ってしまうのだそうだ。
夏目漱石 永日小品 青空文庫
重光外相から機密費として受取ったのだと。
清澤洌 暗黒日記 青空文庫
将軍様が機密費を出して、それで名家柳生を救わなければならないことになった。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
あいつの月給は五十万円、一年の機密費は五百万円。
内山完造 魯迅さん 青空文庫
作例 · 標準
「内閣官房機密費の具体的な使い道について、野党が領収書の提出を求めて厳しく追及している場面をニュースで見たよ。」
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「そんな不透明な使途不明金、機密費という名目なら何でも許されると思っているのか。納税者として納得がいかないね。」
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「へぇー、外交の裏舞台では、相手国の要人を動かすために巨額の機密費が飛び交っているなんて、怖い話だなぁ。」
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