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白胡麻

しろごま
名詞
1
標準
文例 · 用例
下から仰ぎ視て、黒い岩石の山稜に、白胡麻でも蒔いたように、細い雪が入っていると思われるのは、傍へ行くと、十町も二十町もある雪田であり、または山稜の窪みに喰い入った雪堤である。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
雄蕊は無数で雌蕊は一本、花弁散って殼果を残し、果は数室に分かれている室には無数の微細の種子が、白胡麻のように充ちている。
国枝史郎 天主閣の音 青空文庫
それも、五匹や十匹なら、どうにでも、せいとうのしやうがあるが、前にも云つた通り、白胡麻をふり撒いたやうに、沢山ゐるのだから、とても、とりつくすなどと云ふ事が出来る筈のものではない。
芥川龍之介 青空文庫
私どもでは湯煮て三杯酢にしたり、佃煮にしたりしますが蕗味噌はどうします」妻君「先ず蕗の薹を湯煮ておきまして全体なら白胡麻ですが私どもでは胡麻の代りに南京豆を摺鉢でよく擂って味噌を交ぜてお砂糖で味をつけてその中へ蕗の薹を入れて鍋でよく煮たのです。
春の巻 食道楽 青空文庫
白胡麻は蛋白質二割、脂肪五割一分、黒胡麻は蛋白質一割九分、脂肪四割四分にていずれも南京豆より蛋白質の割合少しく劣れり。
春の巻 食道楽 青空文庫
胡桃は五割九分の脂肪分、白胡麻は五割一分、南京豆も五割、大豆は二割以内の脂肪を持っています、鰻は壱割から二割、牛肉が一割五分から二割五分、豚が三割位脂肪分を持っています。
秋の巻 食道楽 青空文庫
別に白胡麻かあるいはお宅ならば南京豆のお料理がお得意ですから南京豆をお使いなさるとちょうどよろしゅうございましょう。
秋の巻 食道楽 青空文庫
白胡麻ならば炮烙で炒って擂鉢で摺ってその中へ今取っておいた油揚の白味を入れてまた摺ります。
秋の巻 食道楽 青空文庫