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魔的

まてき
形容動詞
1
標準
文例 · 用例
そしてあらゆる叙事詩、及び叙事詩的なものの本質は、この種の深刻なる悪魔的|叛逆感に基調している。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
つまり僕の、こんなにうつとりしすぎたのも、僕の心がそれだけ惡魔的でないからである。
太宰治 道化の華 青空文庫
私は事実そのような疑問にひっかかり、「私」という主人公を、一ばん性のわるい、悪魔的なものとして描出しようと試みた。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
何とかしてこの自分の庵の附近から去つてもらひたくて、またもや悪魔的の一計を案出する。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
何とかしてこの自分の庵の附近から去つてもらひたくて、またもや惡魔的の一計を案出する。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
その姿見下ろす大吉の顔に一種残酷な、所謂悪魔的な微笑と云う奴が浮んだ。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
あっはっはは」 話し手の男は自分の話に昂奮を持ちながらも、今度は自嘲的なそして悪魔的といえるかも知れない挑んだ表情を眼に浮かべながら、相手の顔を見ていた。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
廻転ドアの客の出入りも少くなり、その代り、詰めに詰め込んだという座席の客は、いずれもこの悪魔的の感興の時間に殉ずる一種の覚悟と横着とを唇の辺にたたえ、その気分の影響は、広間全体をどっしりと重いものに見せて来た。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
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