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粟野

あわの
名詞
1
標準
文例 · 用例
幸にそれは劇毒で、政宗の毒味番が毒に中って苦悶即死したから事|露われて、政宗は無事であったが、其為に政宗は手ずから小次郎季氏を斬り、小次郎の傅の小原縫殿助を誅し、同じく誅されそこなった傅の粟野藤八郎は逃げ、目上の人即ち政宗の母は其実家たる最上義光の山形へ出奔ったという事がある。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
五月廿一日 曇后雨、行程六里、粟野、村尾屋(三〇・中)今にも降りだしさうだけれど休めないやうになつてゐるから出かける、脱肛の出血をおさへつけてあるく。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
私達は領事館の晩餐に招かれて行つて、岡田領事御夫婦、採木公司の内藤確介氏御夫婦、吉田氏夫人、満鉄の地方事務所長粟野俊一氏等の人人にお目に掛つた。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
その中にふと振り返ると、校長の佐佐木中将を始め、武官では藤田大佐だの、文官では粟野教官だのは彼よりも後ろに歩いている。
芥川龍之介 文章 青空文庫
すると校長と話していた、口髭の短い粟野教官はやはり微笑を浮かべながら、常談とも真面目ともつかないようにこう保吉へ注意をした。
芥川龍之介 文章 青空文庫
」 突然声をかけたのは首席教官の粟野さんである。
芥川龍之介 十円札 青空文庫
粟野さんは五十を越しているであろう。
芥川龍之介 十円札 青空文庫
粟野さんもやはり紺サアジの背広に新らしい麦藁帽をかぶっている。
芥川龍之介 十円札 青空文庫