海胆
うに異読 ウニ
名詞頻度ランク #10750 · 青空 32 例
標準
sea urchin
文例 · 用例
また海胆や塩辛類の含有する回生の薬物についても科学はまだ何事をも知らないであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
木の芽やら海胆やら、松露やら、季節ものの匂いが食卓のまわりに立ち籠めるほど、わたくしはいよいよ感傷的になった。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
沃度に、塩にさ丹づらふ海の宝のもろもろは濡髪長き海藻や、珊瑚、海胆、苔までも、臙脂紫あかあかと、華奢のきはみの絵模様に、薄色ねびしみどり石、蝕む底ぞ被ひたる。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
もし何でしたら、海胆でも御着け遊ばしたら――」 と言って婆さんは勝手の方から来た。
— 島崎藤村 『刺繍』 青空文庫
海に向った方のテーブルの上では、水から出されたばかりの牡蠣の貝や海胆の毬が積まれていった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
渋色に塗った低めの長い食卓には、鉢から移された前菜の、生海胆、琵琶湖産の源五郎鮒の卵巣、日向産の生椎茸の油煮、熊の掌の煮付に添えたひじき、鴨のロース、仙台産の味噌で包んだ京の人蔘、など、これらが織部の小皿に並んでいる。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
穴を覗いて行くと、よく海胆が一つか二つ紺紫色の姿を見せていることがある。
— 中谷宇吉郎 『真夏の日本海』 青空文庫
あのあたりの海では大抵の場合、栄螺はきまったように海胆と一緒に棲んでいるような気がしたが、偶然なのか、あるいは何かそういう習性があるのか、いつか動物の先生にきいて見たいと思いながらそれ切りになっている。
— 中谷宇吉郎 『真夏の日本海』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
seasoned sea urchin eggs
作例 · 標準
例句