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木鐸

ぼくたく
名詞
1
標準
bell with wooden clapper
文例 · 用例
同じく命なりと云うにしても、「一小国に限定されない・一時代に限られない・天下万代の木鐸」としての使命に目覚めかけて来た・かなり積極的な命なりである。
中島敦 弟子 青空文庫
が、人生の説明者たり群集の木鐸たる文人はヨリ以上冷静なる態度を持してヨリ以上深酷に直ちに人間の肺腑に蝕い入って、其のドン底に潜むの悲痛を描いて以て教えなければならぬ。
内田魯庵 二十五年間の文人の社会的地位の進歩 青空文庫
三 それでも当時の毎日新聞社にはマダ嚶鳴社以来の沼間の気風が残っていたから、当時の国士的記者|気質から月給なぞは問題としないで天下の木鐸の天職を楽んでいた。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
それ故に同じ操觚でも天下の木鐸としての新聞記者を希望して、官報局を罹めた時既に新聞記者たらんとして多少の運動をもした位だから、朝日の通信員として露西亜へ上途した時は半世の夙志が初めて達せられる心地がして意気満盛、恐らくその心事に立入って見たら新聞通信員を踏台として私設大使を任ずる心持であったろう。
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
朝の酒がいくらか醒めかかつたかとおもふと、木鐸が鳴つて間もなくお午が運ばれるのだ。
牧野信一 天狗洞食客記 青空文庫
この社会の木鐸をもって任じた雑誌ジャーナリズムは、先ず経営の方面から近代資本の力に支配されはじめ、当時から見れば二代目或は三代目の今日のジャーナリズムは、更に歴史の推進によって、資本の力と、その力を強め守ろうとする二重の力に少からず左右されなければならない事情のもとに置かれている。
――雑誌ジャーナリズムの理想性と現実性―― 微妙な人間的交錯 青空文庫
しかも、社会の木鐸をもって任じる――」「よせ、よせ、ぼくはもう行くよ」「待て、待て、本論に入るから。
合作の四 五階の窓 青空文庫
自分は決して新聞記者を、社會の木鐸だなどとは考へてゐないが、彼等が此の人間の形造る社會の出來事の報告者であるといふ職分を尊いものだと思ふのである。
新聞記者を憎むの記 貝殼追放 青空文庫
作例 · 標準
孔子の教えを世に広めるため、木鐸を鳴らして人々を集めたという故事がある。
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博物館のガラスケースの中に、黒ずんだ古い木鐸が静かに展示されていた。
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木鐸の乾いた音は、遠く離れた隣の集落まで届くほどよく響いた。
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2
標準
leader
作例 · 標準
教育こそが社会の木鐸であり、次世代を導くための光であるべきだ。
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彼は言論界の木鐸として、時の政権に対しても臆することなく苦言を呈した。
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混乱する時代において、人々は進むべき道を指し示す木鐸の出現を切望していた。
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