庫
くら
名詞
標準
文例 · 用例
犬は透視すべからざる地下に於て、深くかくされたるところの金庫を感知することにより。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
金庫には翡翠および夜光石をもつて充たされたることを感應せることにより。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
火夫の走り、車輪の※り、群鴉の喧號する巷の中で、はや一つの胡弓は荷造され、貨車に積まれ、さうして港の倉庫の方へ、税關の門をくぐつて行つた。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
書生は飯を食はうとして、枯れた芝草の倉庫の影に、音樂の忍び居り、蟋蟀のやうに鳴くのを聽いた。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
その板塀で圍まれた庭の彼方、倉庫の竝ぶ空地の前を、黒い人影が通つて行く。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
その板塀で囲まれた庭の彼方、倉庫の並ぶ空地の前を、黒い人影が通つて行く。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
それから彼の文庫を渉獵して、日本語の飜譯がある限り、一つ殘さず讀み耽つた。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
と、見る※ル氏の あの図体が、倉庫の 間の 路次を ゆくのだ。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
ウィキペディア
庫または厙(こ、しゃ)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の371番目。
出典: 庫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0