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死に花

しにばな
名詞
1
標準
a blooming cut flower
文例 · 用例
「これから一つ死に花を咲かしてやらう。
豊島与志雄 シャボン玉 青空文庫
ひと思ひに死に花咲かすか、仇にもさうは思へない。
――夢と知性―― 吹雪物語 青空文庫
日本人は死に花を咲かせることを尊ぶ。
永井隆 この子を残して 青空文庫
それに厚木のほうはすんだが、航空隊は木更津にも干潟にも高崎にもあり、若いひとたちは逆上したままでいるので、進駐の編隊へ飛びこんで死に花を咲かせようなどと手ぐすねひいているひとがいないものでもない。
久生十蘭 だいこん 青空文庫
うしろには、おのが弟子ともいうべき不知火流の門弟どもが、固唾をのんでひかえているのですから、ここは丹波、いやでも死に花を咲かすよりほかない。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
死に花を咲かせた、などと洒落ている場合ではない。
林不忘 つづれ烏羽玉 青空文庫
それに、近ごろことに頻々として起こる死に花の一件――人体に根を張って生命を奪う怪しい草花。
林不忘 つづれ烏羽玉 青空文庫
死に花とか申したな、皮膚に根をおろして人を殺める花、あの件はどうなった?
林不忘 つづれ烏羽玉 青空文庫
作例 · 標準
仏壇に飾られた死に花が、静かに部屋を彩っていた。
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彼女は庭で摘んだ死に花を花瓶に生けた。
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花瓶の中で、美しい死に花が最後の輝きを放っていた。
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ウィキペディア

『死に花』(しにばな)は、太田蘭三の小説。2003年に角川書店から出版され、翌年には角川文庫から文庫化された。

出典: 死に花 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0