暗弱
あんじゃく
名詞
標準
文例 · 用例
在昔大名高家の子供に心身|暗弱の者多かりしも、貴婦人が子を産むを知て子を養育する法を忘れたるが故なり。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
子供の心身の暗弱四肢耳目の不具は申すまでもなく、一本の歯一点の黶にも心を悩まして日夜片時も忘るゝを得ず。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
萬一斯かる事あらんには、大納言殿(宗盛)は兄の内府にも似ず、暗弱の性質なれば、素より物の用に立つべくもあらず。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
(坂井虎山の厩戸論)また、他の漢学者は、「ああこれ、一暗弱の太子のみ。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
ああこれ、一暗弱太子のみ。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
劉璋ノ暗弱ヲ以テシテモ守ルニ足レリ。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
元来、劉璋は暗弱の太守、無能の善人、いかにこの時代の大きな変革期を乗りきれましょうや。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
――前蜀の劉璋は、暗弱、紊政。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫