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崩薨

崩薨
名詞
1
標準
文例 · 用例
次に又尤も重大な疑問とすべきことは、※氏の言へる如く釋詁も釋言も共に終也を以て終るべき筈であるのに、釋詁が終也を以て終らないで其の次に崩薨無禄卒徂落殪死也を以て終つてゐることである。
内藤湖南 爾雅の新研究 青空文庫
これから生ずる疑問は釋詁篇が最初に出來た時は崩薨無禄卒徂落殪死也の一節が未だ無かつたのみならず、釋言が釋詁の體裁に從つて爾雅に附加へられた時にも猶此の一節が無かつたのではなからうかといふことである。
内藤湖南 爾雅の新研究 青空文庫
而して更に其の次に起る疑問は此の一節の中で崩薨無禄卒の四語は皆春秋に見はれた所の文字であることであつて、始也の中に春秋の中の言葉を含んで居らないことゝ對照して、益々春秋の製作が最初の釋詁の出來た後に在るのではないかと思はしめるのである。
内藤湖南 爾雅の新研究 青空文庫
貴人の崩薨に当つて、殯所に仕へるものが、死者の為にする儀を掌るものと考へられた事である。
折口信夫 和歌の発生と諸芸術との関係 青空文庫