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殿楼

でんろう
名詞
1
標準
high palace tower
文例 · 用例
だが、彩画の上に湧き上つた宮殿楼閣は、兜率天宮のたゝずまひさながらであつた。
――初稿版―― 死者の書 青空文庫
だが、彩画の上に湧き上った宮殿楼閣は、兜率天宮のたたずまいさながらであった。
折口信夫 死者の書 青空文庫
興福寺の七堂伽藍も、東大寺の仏殿楼塔も、早くからものの音をひそめて、しんしんと眠り入っているようである。
神西清 雪の宿り 青空文庫
興福寺の七堂伽藍も、東大寺の仏殿楼塔も、早くからものの音をひそめて、しんしんと眠り入つてゐるやうである。
神西清 雪の宿り 青空文庫
ヴェニスなるドウジの殿楼は今第二の日没のごとく、薄赤く消えて行く。
夏目漱石 草枕 青空文庫
四階の殿楼を昇りその上に着きますと、誠に綺麗な一室の中央に控えて居ります貴き御方のその傍に大王殿下が坐を構え、二、三の将校は外の方に座り数名の侍従官は外側に立って居るです。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
謡曲『邯鄲』に、「盧生は夢さめて五十年の春もたちまちに、ただ茫然と起きあがり、さばかり多かりし女御更衣の声と聞きしは松風の音となり、宮殿楼閣はただ邯鄲の仮の宿、栄華のほどは五十年」 夢の枕の日本版である。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
摂津の福原の別荘は、兵庫の海を園の前に、逆瀬川の水を殿楼の階下にとり入れていた。
吉川英治 源頼朝 青空文庫
作例 · 標準
遠くの山々に囲まれた谷間には、かつての栄華を物語るかのような殿楼がそびえ立っていた。
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その殿楼の最上階からは、都の美しい夜景が一望できた。
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殿楼の壁には、古い時代の物語が絵画として描かれており、訪れる人々を魅了した。
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