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寄越

寄越
名詞
1
標準
文例 · 用例
帰つたらゆつくり話す」といふ、簡単極まるハガキを、私の旅先きに寄越した。
葉山嘉樹 遺言文学 青空文庫
それに俺に食ってかかったって、仕方がないじゃないか、な、ちゃんと嘆願さえすれば、船長だって涙金位寄越さないものでもないんだ。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
会社の奴に、発破を抑えつける奴を寄越せとそう云ってくんな。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
」 主税はどこまでも髯のある坊ちゃんにして、逆らわない気で、「いや、何か、手前どもで、め組のものを召食って、大層御意に叶ったから、是非寄越してくれと誰かが仰有るもんだから取あえず差立てたんだ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
静岡へ行ってから、全く一年になるんですもの、随分だと思うわ、手紙も寄越さないんですもの。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
)ッて東京から母さんが手紙でそう云って寄越したのも、酒井さんとの縁談を、貴下に調えて頂きたければこそだもの。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
手紙も寄越さないんですもの。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
(闥の外に向って呼ぶ)おいおい、居間の鏡を寄越せ。
泉鏡花 海神別荘 青空文庫