憤ろしい
いきどおろしい
形容詞
標準
infuriating
文例 · 用例
その人間の心で、虎としての己の殘虐な行のあとを見、己の運命をふりかへる時が、最も情なく、恐しく、憤ろしい。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
その人間の心で、虎としての己の残虐な行のあとを見、己の運命をふりかえる時が、最も情なく、恐しく、憤ろしい。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
荘田の、思い出す丈でも、憤ろしい面影も、だん/\思い出す回数が、少くなった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
二 手紙を読んだ刹那の陶酔から、醒めるに従って、夫人に対する憤ろしい心持が、また信一郎の心に甦って来た。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
老婆は恥かしいような憤ろしいような、名状しがたき不愉快さをもって周囲を見た。
— 菊池寛 『身投げ救助業』 青空文庫
荘田の、思ひ出す丈でも、憤ろしい面影も、だん/\思ひ出す回数が、少くなつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
二 手紙を読んだ刹那の陶酔から、醒めるに従つて、夫人に対する憤ろしい心持が、また信一郎の心に甦つて来た。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
しかしながら、一郎にとっては二郎がその人当りのいい俗っぽさで自己の本心をつきつめようとしないのが憤ろしいと同じ程度に、直が妻として自分の本心の在りようを夫との間につきとめる必要を感じていないのが絶えざる苦しみの泉である。
— 宮本百合子 『漱石の「行人」について』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4