蟹葉
かにば
名詞
標準
文例 · 用例
「ワタシハ イママデ ウツカリシテ ヰタケレド、ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ カナシミガ イツパイ ツマツテ ヰルデハ ナイカ」 コノ カナシミハ ドウ シタラ ヨイデセウ。
— 新美南吉 『デンデンムシノ カナシミ』 青空文庫
ワタシノ セナカノ カラノ ナカニハ カナシミガ イツパイ ツマツテ ヰルノデス」ト ハジメノ デンデンムシガ ハナシマシタ。
— 新美南吉 『デンデンムシノ カナシミ』 青空文庫
イヘノ ナカニハ フタリノ トシヨリガ ヰテ チヨウド ヒトツノ パンヲ フタツニ キラウト シテ ヰル トコロデシタガ、ハラノ スイタ ヲトコヲ キノドクニ オモツテ パンヲ ミツツニ キリ、ソノ ヒトキレヲ ヲトコニ メグンデ ヤリマシタ。
— 新美南吉 『ヒロツタ ラツパ』 青空文庫
ミズノ ナカニハ イツピキノ サカナガ シヅンデ ヲリマシタ。
— 新美南吉 『カンザシ』 青空文庫
そういう肯定のモメントを見出すのもバカニハデキヌことでしょう、そしてそれがあの人のマイナスだったのですが。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
しかしこのハバカは一名カニハザクラと云って今日いうウワミズザクラの古名と成っているのでここに喰い違いが起るがこれをどう取捌いたがよいものかチョット困りもんである。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
深江輔仁の『本草和名』では桜桃がハハカ一名カニハサクラとなっているが、どうもここではウワミズザクラではなく、サクラを指したものではないかと思う。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
予ナンカニハ到底一度デハ覚エキレナイシ、一ト息ニハ云イ切レナイ。
— 谷崎潤一郎 『瘋癲老人日記』 青空文庫