四谷怪談
よつやかいだん
名詞
標準
Yotsuyakaidan
文例 · 用例
……四谷怪談にも使うのを、そのままで小道具から借出しました。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
つぎに私は、四谷怪談の伊右衛門に同情を持つ者であるということを言わなければならない。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
其の後綱右衛門は、お化の面を用いて人気を博するつもりで、深川の桜館でそれを冠って四谷怪談をやったところで、前晩まで三四百人来ていた客が、次の晩には十四五人になり、その翌晩は、木戸で喧嘩が起って血の雨が降った。
— 田中貢太郎 『お化の面』 青空文庫
其の菊五郎は文化年代に、鶴谷南北の書きおろした『東海道四谷怪談』を木挽町の山村座で初めて上演した。
— 田中貢太郎 『幽霊の衣裳』 青空文庫
其の後|天保になって菊五郎は、堺町の中村座の夏演戯で亦『四谷怪談』をやる事になり、新機軸を出すつもりで、幽霊の衣裳に就いて考案したが、良い考えが浮ばなかった。
— 田中貢太郎 『幽霊の衣裳』 青空文庫
本邦でも『太平記』に見えた頼豪阿闍梨、『四谷怪談』のお岩など冤魂が鼠に化けたとした。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
例の「四谷怪談」でお岩と小平を見せ、「彩入御伽草」で小平次と皿屋敷を見せ、「成田利剣」で累を見せているくらいで、他は真の怪談劇と云うべき物では無いようである。
— 岡本綺堂 『怪談劇』 青空文庫
その大関とも云うべき「四谷怪談」とても、昔は知らず、今日の観客はむしろ伊右衛門や直助権兵衛の方に多分の興味を感じて、肝腎のお岩さまの方は二の次にされている傾きがある。
— 岡本綺堂 『怪談劇』 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜、テレビで四谷怪談の特集番組が放送されていた。
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四谷怪談は、日本の三大怪談の一つとして有名だ。
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彼女は舞台で四谷怪談のお岩役を見事に演じきった。
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