隠れ
かくれ
名詞-接頭辞名詞頻度ランク #4738 · 青空 251 例
標準
hidden
文例 · 用例
そんないやらしい隠れた意味など、寸毫もないわけだ。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
お祖母さんが台所に這入ると、小僧は天秤棒を担ぎあげて、「ありがと、存じました」といふや、赤い手を振りながら、さつき良子が隠れた、あの通路の方へ行つた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
私は父に隠れて喫つてゐた煙草が懐にあつたので、それが御飯の時若しか転んで出でもすると不可ないと思つてそれを書斎に持つて行つて本棚の後に投げて置いた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
弟達が隠れん坊をしてゐるので入れて貰つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
私ははにかみやの癖にそれが辱かしくない程隠れん坊が嬉しかつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
蕪村の場合では、そのリリシズムと同じように、哲学が句の背後に隠れており、表面上の一通りな鑑賞では、容易に発見できないのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
学校に居る時は、教室の一番隅に小さく隠れ、休養時間の時には、だれも見えない運動場の隅に、息を殺して隠れて居た。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
この鯨絵巻の写しや、硯石で昔から知られた行当岬のスケッチや、祖先の出身だという一世一海和尚の墓の絵などが郷里の家に保存してあったはずであるが、いつの前にかもう無くなってしまったか、それともまだ倉の中のどこかに隠れているか不明である。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
作例 · 標準
「おい、あの茂みに隠れキャラみたいなのが動いたぞ!絶対何かいるって」
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住宅街の細い路地の奥に、知る人ぞ知る隠れ家的なカフェが佇んでいる。
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表面上の華やかさの裏には、多くの人の血の滲むような隠れ苦労があった。
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「隠れファンなのは知ってるけど、そんなに照れなくてもいいじゃない」
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標準
passing away
作例 · 標準
「先代の急な隠れにより、当主の座を継ぐことになりました。何分若輩者ですが……」
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名君として慕われた王の隠れを悼み、国中の人々が喪に服した。
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「まさか、あの方がこれほど早くお隠れになるとは。信じられません」
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