刈り手
かりて
名詞
標準
mower
文例 · 用例
刈り手の個性と刈り時の遅速とが芝生の上に不規則なまだらを描いていた。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
隣から三人、家のものが五人、都合八人だが、兄は稲を揚げる方へ回るから刈り手は七人、一人で五百|把ずつ刈れば三千五百刈れるはずだけれど、省作とおはまはまだ一人前は刈れない。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
他の虫はまたむらさきうまごやしの若草を草刈り手が何んにも刈るものを見当らない程すつかり食べてしまふ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
」と、彼は手でぐるりと一つ、大きく荒々しく輪を描きながら、夢中になって叫んだ……「収穫は熟して刈り手を待っている……現代の厚顔無恥はあらゆる堤防を破った……しかし僕はいうのだ……」「おい。
— GLADIUS DEI 『神の剣』 青空文庫
〔雪とひのきの坂上に〕宮沢賢治雪とひのきの坂上に粗き板もてゴシックを辛く畳みて写真師の聖のねぐらを営みぬぼたと名づくる雪ふりていましめさけぶ橇のこらよきデュイエットうちふるひひかりて暮るゝガラス屋根
— 宮沢賢治 『〔雪とひのきの坂上に〕』 青空文庫
朝日の力をかりてわたしはおまへに許しを乞ひに來た。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
第百九十三段「くらき人の、人をはかりて、その智を知れりと思はん、更にあたるべからず、云々」の条など現代の諸専門学者の坐右銘になる。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
それで、大多数の科学者は結局どこかで誰か他人の助けをかりて生活すると同時に研究する外はない。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
作例 · 標準
雨が降る前に収穫を手伝ってもらうため、農家は追加の刈り手を雇った。
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芝生があまりにも伸びすぎていたため、専門の刈り手が必要だった。
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刈り手の音が、田舎で夏が始まった合図だった。
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